巡洋艦の装備について

軽巡洋艦、重巡洋艦、航空巡洋艦、重雷装巡洋艦の装備について。どういう運用したいかで全然変わる印象。火力と雷装比較のメモも参考にどうぞ。


基本(軽巡/重巡/航巡):主砲

 雷巡以外、雷装付きでも基本は火力優先。

 ダメージソースとしては、夜戦まで生き残らないと価値が低くなるのが巡洋艦。早い段階で敵を中大破に追い込めれば被ダメが減って、生存に繋がります。

 ただし戦艦相手は基本ムリ。重巡なら敵装甲25~80(=敵軽母・敵巡戦・敵重巡)、軽巡なら敵装甲15~50(=敵軽巡)が、昼砲撃戦でも普通に勝負していける限界。これ以上は高性能装備を揃えるほかに、スキルによる火力・ダメージ上昇とか、クリティカルが必要になってくる。

 対空も上がる主砲は、航空攻撃の回避率・ダメージ軽減という防御面でも役に立つのでオススメ。対空値対空倍率が高いものを選ぶ。

対空補正って何に使うの?

 対空による撃墜と、航空攻撃の回避に影響する項目。制空権による撃墜とは別枠。

 ざっくり書くと… 装備抜き艦本体の対空 + 装備の対空合計値 +【 艦隊内の対空補正付き装備の対空の合計 × 艦隊内で一番高い対空補正  …が、撃墜数や回避の計算式に含まれている。実際は撃墜する順番で効果が下がったり、乱数の影響がある。

 敵艦への撃墜や航空攻撃の回避を狙うなら、戦艦系の装備する主砲も対空補正付きが良い。ただし通常敵(空母O級X級/軽母Ξ級/旗艦型N級など)は艦載機数が多いので枯らせない。

 最近の挙動からすると、イベントに登場するネームドの空母系は艦載機数が少ないらしくて、撃墜による砲撃戦での航空攻撃封じも狙える。重巡の活躍どころだと思う。


基本(軽巡/航巡):ヘッジホッグ*1 + 対潜付き装備

 主砲だけでの命中率に悩んだら、とりあえずヘッジホッグ。命中上げつつ対潜もできるようになる。大量確保するには潜水艦レシピでの建造の副産物、艦隊決戦Ex-1/Ex-2周回、あとイベントドロップとかで、駆逐のスターリングイングランドを狙うこと。

 あまり軽巡に水上艦へのダメージは期待されないので、対潜仕様にするのが一番無難。

 対潜ダメージで重要なのは、対潜装備の有無と、対潜装備以外の装備による対潜値。

 高難易度ではヘッジホッグだけだと足りないことも。対潜装備以外に対潜+3ぐらいでもあると全然違うので、507B迷彩(マウントバッテンピンク)とかG7a魚雷とか標準型ソナーとか、装備できる艦なら偵察機もアリ。いずれか一つは装備しておく。

 ちなみに耐久4n、かつ装備抜きの本体対潜68以上の場合。ヘッジホッグ+改良型ソナーがオススメ。イベントハードでよく登場するHP56敵潜水艦が、中破でも一発撃破できる。HP88敵潜水艦の相手する時もこのくらいあると安心。

 詳しくはコチラの記事を参照。


応用(軽巡/重巡/航巡):長射程砲*1

 長射程砲は、敵小型艦が相手のときや、主砲載せまくってるときに検討する。

 ぜんぶ装備させた状態で火力89以上だと採用してる。昼の砲撃戦において、敵装甲80以下(=敵軽母・敵巡戦・敵重巡のⅣ型)に、単縦陣/梯形陣+反航戦、もしくは複縦陣+同航戦の場合、最低乱数でも必ず装甲抜けるライン。

 重巡が装備可能な長射程砲は、一番良いのは艦隊決戦Ex-6や建造で集められる三連装8inch高角砲MK16(デモイン砲)。ソ連CM-40型220mm三連装砲(モスクワ砲)、ヴィッカース10inch連装主砲(リューリク砲)、通常海域6-1A対潜レベリングでも入手できる254mmボフォース連装主砲(ヴァイナモイネン砲)等が代用候補。

 あと軽巡も装備できるソ連三連装180mm火砲(キーロフ砲)。建造のほかに艦隊決戦Ex-3/Ex-4でも集められます。

 Б-1-К180mm単装砲(クラースヌイ・カフカース砲)もあるけど、運を6nにするため以外では、キーロフ砲のほうが上位互換。


応用(重巡/航巡):超重量弾*1

 超重量弾を装備させると、夜戦ダメージは下がるけど、昼の砲撃戦での平均・最大ダメージは上がる。なので重巡には基本載せたほうがいい。

 とはいえ、昼戦で敵装甲が抜けないなら価値はぐっと下がります。下記の表は、超重量弾入りの平均ダメージ(非クリティカル)において、装甲を抜くために必要な最低火力(装備込み)のまとめ。連戦や中大破はしていない前提。

複縦陣or単横陣敵装甲50敵装甲75敵装甲100敵装甲125
T有利416386109
同航戦4874100126
反航戦6193126158
T不利76116156196

単縦陣or梯形陣敵装甲50敵装甲75敵装甲100敵装甲125
T有利32506886
同航戦375879100
反航戦4874100126
T不利6092124156


応用(航巡):戦闘機

 航巡は、空母系ではないため、編成制限の影響を受けずに制空値を稼げる、というのが大きな長所。なお航巡の発艦数は航戦と同じ「火力/10(端数切捨て)+3」機。

 ただし主砲等と比べて直接のダメージ性能は落ちるので、航巡で稼げる制空値によって制空優勢または制空確保を狙えるか?が判断基準。大淀改の場合は、敵への航空戦命中デバフも入る烈風改Jで制空拮抗狙いも有用。

 装母 信濃改【超航路戦】のデコイ機能とも相性が良い。

 ちなみに、状況に応じて戦闘機と載せ替えするなら、対潜値の高い偵察機が便利。偵察機に対潜ダメージ底上げ(+索敵や回避の上昇)をさせて、他の装備をヘッジホッグ*1+主砲とかにすれば、ボーキサイトを無駄に消費しなくて済む。


上級者向け:回避装備(エンジン等)、対空機銃

 駆逐艦に装備させる時と違って調整が難しい。装備させても、思うような非命中に繋がらなかったりする。ダメージ上昇も兼ねられる対空主砲や、対潜補助に使える507B迷彩(略)や、耐久調整のほうが、単純に回避狙いするより優先度は高め。

 しいて使うなら、勲功で未改造艦を連れていかなくちゃいけない時とか、対空と火力が低くて雷装と回避が高いステータスの艦(改造後の日本軽巡/重巡)とか。

 中型艦の場合、装備で何とかしようとするより、先制攻撃で片付けたり、スキルで護衛したりすることが大切。


上級者向け:魚雷

 雷巡の基本装備その1。イベントバフで先制雷撃が使えるときなら、軽巡や重巡にも装備させる。ただし雷装145くらいでも戦艦/空母Ⅳ型相手だと中破させる程度のダメージになりやすい。クリティカルであれば、雷装130くらいで大破撃破に繋がる。

 あとは戦利品交換の装備含め、対潜付き魚雷もぼちぼち実装されているので、潜水艦と水上艦の両方へのダメージを上げたいときにも使える。


上級者向け:電探or偵察機

 必要最低限持たせるのが重要になってくる装備。どのくらいで索敵成功するか、ダメージが届くか、実際に戦闘しながら確かめて、そこから勝率を上げていきたいときに役立つ。

 電探は、雷巡の基本装備その2。この場合は命中が最優先。低索敵や低対空への対策もできるとなお良し。大井改北上改なら電探*2までは実用的な範疇。

 雷巡以外で採用する場合は、主に陸上型入りの敵編成などを相手にするとき、元々が高索敵の艦(主に高レベルの重巡など)に電探*1~4を積んで索敵成功を狙う。戦艦系では索敵成功に届かない、空母系だとトータルダメージが足らなくなる、という場合に有効。重巡プリンツ・オイゲン【戦線防衛】などで採用しやすい。

 また低レベルや未改造の重巡でも、命中を上げる目的で電探*1を持たせたほうが戦績が安定する、ということもある。

 偵察機は、一部軽巡に対潜ソナー用装備を持たせる場合、もしくはルート条件的に艦隊の合計を上げたい場合(偵察機のロッキード「シリウス」やTALIEDO STIPAを使う想定)、選択肢に入ってくる。


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